出場メンバー
先鋒:岩橋涼太(修剣会)
次峰:太田祥子(仲六少年剣友会)
中堅:小山治(小池自治会剣道部)
副将:佐野貴紀(南蒲剣友会)
大将:坂田和也(相生剣友会)
監督:鎌田幹雄先生
結果:準優勝
内容報告
・シードにより2回戦
対墨田区 2ー1(4ー4)
先鋒岩橋2本負け、次鋒太田が1本ずつ取り合っての引き分けと厳しい展開となり、中堅小山が1本勝ちで反撃の狼煙を上げる。副将佐野が早々に面を先取され窮地に追い込まれるが竹刀落としの反則2回で同点とし勝負の号令直後にメンを打ち逆転に成功。大将坂田は相手選手の猛攻を凌ぎ切りチームの勝利となる。
・3回戦
対三鷹市 3ー1(4ー1)
先鋒から岩橋、太田と1本勝ちで早々に王手をかける。中堅小山は終始主導権を握った試合
展開であったが、相手選手にコテを打たれ1本負け。相手チームへ流れが傾くかと思われた副将戦であったが佐野が完璧な試合運びで2本勝ちをしてチームの勝利を決める。大将戦は引き分け。
・4回戦
対中央区 3ー1(5ー2)
先鋒岩橋が安定な試合運びからメンの1本勝ちで先制する。次鋒太田は互角な試合運びを展開したがメンを献上し1本負け。五分となった中堅戦では、小山が流れを引き寄せる完璧なメンとコテを打ち2本勝ち。副将佐野は相手選手に先制されたが、メン2本を取り返し逆転に成功。チームの勝利を決める。大将戦は引き分け。
・準決勝
対品川区 2ー2(4ー4) ※代表戦にて勝利
先鋒岩橋は果敢に攻めるもペースを掴むことが出来ず、逆に相手選手の術中にはまってしまい1本負け。次鋒太田も決定打が生まれず引き分け。中堅小山は正攻法な剣道を貫きメンの1本勝ちで反撃の狼煙を上げる。続く副将佐野は中堅からの流れに乗りコテで先制。しかし相手選手の猛攻を受けコテを献上。1本ずつ取り合った状況から執念でコテを打ち勝利。1勝リードする大将戦へ。坂田はドウを先制し接戦をものにしたかと思ったのも束の間、相手選手の猛攻をもろに受け逆転負け。代表戦へ。代表戦は引き分けた選手が選出される大会ルールにつき次鋒太田が再試合。思い切りのある相手選手に対し終始自分のペースで戦い、最後はコテで居着かせたところをメンに渡り勝負を決めた。
・決勝
対多摩市 0ー3(0ー5)
先鋒岩橋はスピードのある相手選手に対し持ち前の柔軟さで対応するも決定打が生まれず引き分け。次鋒太田は終始主導権を握った試合を展開するも決定打が生まれず引き分け。
中堅小山は安定感のある落ち着いた試合を展開し機会を捉えたコテを打つも、相手選手の後打ちが勝りメンの1本負けで副将戦へ。ここまで唯一全勝の佐野は試合直前に「大将戦に回しますんで」と心強い声掛けを残し試合場へに立つ。しかし残念ながら相手選手が圧巻の2本勝ち。(高低差ありすぎて耳がキーンとなりました)ここでチームの敗退が決まる。続く大将坂田は一矢報いたいところでしたが相手の地力が勝り2本負け。
【感想】
昨年より大田区剣道連盟において専門委員会が発足され、私は青年の対外試合強化担当を仰せつかっております。本大会は昨年の反省点を生かし、しっかり準備して試合に挑めことが今回の結果に繋がったのではないかと感じています。しかしながら準優勝という結果には満足せずまだまだ伸び代があるということを自覚しながら、次回大会に向けて準備を図っていこうと思います。尚、大会当日は監督を務めて頂いた鎌田先生、審判の労を務めて下さった川名先生初め御協力頂いた諸先生、諸先輩方、仲間たちへ心より感謝を申し上げます。
引き続きご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。